東京えびす毎年恒例のべったら市が中止になってしまったので、えびす様の御神影札(おみえふだ)を買いに恵比寿の恵比寿神社へ。
恵比寿の恵比寿神社はなんだか妙に好きなんですよねー。
なんでだろうと思っていたのですが、古事記を読み始めて神様に少〜し詳しくなってきて今回の参拝で気づきました。
恵比寿の恵比寿神社の真髄はえびす様では無い!
というのも、えびす様の本社の西宮神社も他のえびす様(事代主神etc)とはどうも空気とパワーが違うなぁと思っていました。
ここは小さいのに特別な感じ。
それもそのはず、、
御祭神(神様)
国常立神(くにのとこたちのかみ)→神世七代の初代
豊雲野神(とよくもののかみ)→神世七代の二代目
角杙神(つのぐいのかみ)→神世七代の四代目
意富斗能地神(おおとのぢのかみ)→神世七代の五代目
伊邪那岐命、伊邪那美命(いざなぎのみこと、いざなみのみこと)→神世七代の七代目
そして蛭児大神、えびす様です。
一番最後に書いてあるだけあり、エビスビールが出来たために1959年に勧請されたので、歴史はかなり浅めのもの。
他は神世七代のうちの五代が祀られているというパワフルぶり!
なぜ今まで気にならなかったのか!?w
恵比寿の名前に惑わされた。。
一番大事なことは由緒に書かれていた!
恵比寿神社は古伝によると景行天皇の時代(約二千年前)古代の英雄・日本武尊が東国平定の折に、この恵比寿の地に憩い、神世七代の中の六天神を祀ったと伝えられています。 その後、土地の民が尊の徳を称え、天津神社(大六天様)と称して家内安全、無病息災、五穀豊穣の神々として広く住民に崇め祀られて参りました。 戦後、区画整理により記念事業として現在地に社殿を新築し、これを契機に昭和三十四年恵比寿という地名に因んで、兵庫県西宮神社より商売繁盛縁結びの神であるえびす様を合祀し、社名を恵比寿神社に改めました。 |
そう!!!!
なんと恵比寿神社の創建者はあのヤマトタケルだったのです!!
ですので、創建は西暦100年代、1900年近くもの歴史でした!(伝承が正しければ)
恵比寿の地に立ち寄り、祀ったのは六天神。
創建にえびす様は全然関係ない!!!
なんで今さら気がついた!w
恵比寿神社の由緒は当然読んではいたのですが、やっぱり古事記や日本書紀を知らないと神社の歴史はわからないということがよくわかりました。。
知らないと頭に入ってきませんね。
総括
神社をより楽しむためにはある程度の知識は入れる必要があることを痛感しました。
御朱印がブームになって久しいですが、少し神社や神様のことを勉強して行くとより楽しめるので、読めそうな本から始めましょう。
私もまだまだ理解してませんが。。
※参考資料「図解 古事記、日本書紀」