【かつては立ち入り禁止だった神社が横浜市にあった!】人不入斗宮(ひといれずのみや)こと子神社。

以前から前を通るたびにそのただずむオーラからずっと気になっていた、横浜市にある京浜急行日ノ出町駅より徒歩5分ほどにある子神社(ねのじんじゃ)さん。

なーーんか気になるその存在。

参拝してみてやはりかと思いました。

御祭神が大国主命!(オオクニヌシ)

最近なんとなく気になる神社がオオクニヌシ率が高すぎてホントに面白い!

そして由緒を知ってびっくり!

横浜って昔は寒村(貧しい村)でなにも歴史は無い街なのかなと思っていたら、

パワースポット(霊験地)なので立ち入り禁止!

とまで言われていた神社さんと出会いました🎵

(過去形)

そんなわけで今回は横浜市中区にあるネズミの子、子神社(ねのじんじゃ)さんのご紹介です!!!(^○^)

 

※基本情報※

創建

推古天皇時代(西暦600年頃)

御祭神

大国主命(おおくにぬしのみこと)

住所

〒231-0066 神奈川県横浜市中区日ノ出町2丁目132

TEL 0452411122

駐車場

無し、近隣コインパーキングへへ。

御朱印

あり(近くの伊勢山皇大神宮でいただけます)

おみくじ

無し

トイレ

無し

アクセス

公式サイト 

ページが見つかりませんでした - 神奈川県神社庁

※基本情報参考資料「神奈川神社庁公式サイト」

 

子神社のすごい由緒

公式サイトなど全くない小さな神社さんなので、この由緒がきはとても貴重。

一生懸命打ち込みます!

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「子神社 由緒概要」

創建は遠く推古天皇の時代(西暦600年頃)と伝えられる。

中世の頃より赤門の東福寺が別当(兼務)として管理して来た。

神社の古事や伝記は、だびたびの火災や内戦のため焼失霧散してしまい、その間の事ははっきりしていない。

この地域に伝っている事には、この神社は昔、里鎮守(さとちんしゅ)とか、

「不入人宮(ひといれずのみや)」と称していた。

文禄三年の時、松平越前守(まつだいらえちぜんのかみ)が、神社の霊地保護の為、御本社の四隅に禁制札を掲げ、人の入場を禁じた。

京保八年 には神社境内地を、東西四十三間(約78m)南北九間(約17m)と改められた。

慶応元年(1865年)には、当時の大田村に原村西中村、上大田地区に祀られていた諸々の神社を合わせて祀ることとなった。

明治六年(1873年)七月村社にせられる。(神祇院(じんぎいん))

大正四年(1915年) 九月境内を拡張し諸般の設備を完成した。

大正五年 (1916年)十月十三日、神饌幣帛料供進社(しんせんへいはくりょうきょうしんしゃ)となった。

戦後は神社本庁に属す宗教法人となる。

そう、ここは松平越前守が霊地保護のため人の入場を禁止し、人を入れない宮ということで、

「不入人宮(ひといれずのみや)」

と読んだ本物の霊験地、すなわち昔から伝わるパワースポットだったのです!

 

参拝レポ

雑多な街の一角にやたら重みのある鳥居がワタシを呼んでいました。

ひと目見た時からずっと気になってようやく参拝🎵

 

参道はしっかり整備されていますが、とても小さいです。

ですがこのひっそり感。

大々的にしないのは多くの人が来ると土地が荒らされるからでしょうか?

 

参道の横には公園、駐車場、マンション。。。

時代の移り変わりで仕方がないことかもしれませんが、逆に言えば、

駅近好立地にも関わらず、なんの金銭的利益を生まない神社という存在が残っているのはやはり意味があるから?

壊せば祟られるというような現代の合理的な世の中でも証明できない側面がまだ現代人にも残っているということでしょう。

小さいとはいえ、マンションの一つくらい建てられるスペースは十分にありますからね。

今でもあるのは霊験地と人々が認めているということ。

 

にゃん🎵

 

スピリチュアルっ気ムンムンの境内!

どーーんとオーラを放ちスピリチュアルっ氣ムンムンの境内。

急に霊験感が増してきました!!!

 

そのパワーの根源はきっと御神木!

異常なほどの存在感で鎮座しています。

この霊験、、、

この場所がパワーに溢れているから立派な御神木に育つのか。

神社に行くたびに不思議に思います。

 

クスノキの説明書きが。。

この大きさでは西暦600年頃のものとは思えませんが、何度かたおれつつも、当時と同じクスノキの可能性も無くはないですね。

もしくはこの土地そのものに特別な地球のパワーが眠っているのかもしれません。

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不思議なこのパワー、ありがたやありがたや。

 

御神木の足元には猿田彦様!

なぜかわかりませんが、足元にあの猿田彦命(さるたひこのみこと)の石像がありました!

新しいものなのですが目の前にすると完成度がとても高く、存在感がすごいです!!!

導きの神と言われますが、こんなお姿だったのでしょうか?

今となっては想像の域ですが、神々しさを感じ思わず手を合わせてしまいました。

 

独特な表情の狛犬も鎮座。

 

状態は良いですが、昭和五年の作品なので80年は経過しているものと思われます。

雨風をうまく逃れたのか、元々の材料が良いのかもしれませんね。

 

総括

横浜市内でもっとも歴史が古いと思われ、霊験地、いわゆるパワースポットとして人の入場が禁止された神社。以前から気になっていた子神社さんにそんな歴史があるとは思いませんでした。

参拝して納得、境内はスピリチュアルっ気ムンムンの超パワースポットでした!

そして御祭神はまたも大国主命、大国様でした。

浅草神社、大洗磯前神社、恵比寿神社など大国様づいているワタシ。

今後の参拝にもまた楽しみな未来を感じました。

皆様もよかったらご参考に🎵

m(_ _)m

 

 

 

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