【穂高神社本宮の情報2】童話のものぐさ太郎は神様になっていた!!御朱印も。

ブログでは書ききれないくらい見どころがありすぎる穂高神社。

やっぱり関東とは雰囲気が違うので、気になるところだらけです。

今回は御朱印と激レア神様のご紹介♪

※基本情報はこちらより

【穂高神社本宮の情報満載】御神木と湧き水にご利益あり!!
あいにくの雨模様でしたが、新海誠監督の「天気の子」を見たので、雨模様も逆に嬉しい♫主人公の帆高は穂高神社の神様をモデルにしたという話もあります。神様の穂高見命については古事記や日本書紀には出てこないので、その功績を推し量ることは私には...

 

御朱印

シンプルなデザインで料金は300円です。

末広がりの八の日にいただけました♪

高の字が鳥っぽく見えるのが印象的ですが、書く方によってだいぶ違うので、同じ御朱印がいただける保証はありません。

逆に言えば「同じ御朱印は2度といただけない」ので、よく行く神社でも毎回いただいて違いを楽しむのも有りですね♪

 

ものぐさが幸いしたものぐさ太郎を祀る!

ずいぶん立派な摂社だなと思ったら、

地元のスター「安曇連比羅夫命(あづみのむらじひらふのみこと)」、「信濃中将」を祀っているとのこと。

信濃中将→ものぐさ太郎!

童話で有名なものぐさ太郎は実在したそうです!!

驚きですねー。

あらすじを忘れてしまったので、京都大学のアーカイブを読み直す。

長いのでリンクします https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00013191/explanation/otogi_02

非常に簡単に書きますと、

寝転がってばかりいるものぐさな男が主人公で、そのものぐさな男を見かねた住人が国司殿から京都に働き手を出せと言われ、厄介払いにものぐさ太郎を推薦。

嫁を探しにどうだと言われまんまと話に乗り、京都へ。

そして意外にも真面目に仕事をし、そろそろ国に帰ろうとしたが、嫁をまだ見つけていないのをみた宿の亭主から、

「それならば辻取をするがよい」

と提案される。

辻取とは、、

要はナンパですw

美しい娘を見つけ追い回し、逃げられるがいよいよ家までたどり着く。

何をされるかわからず怖い家の者たちがひとまず食べるものと畳を与える。

その頂き物へ、転んで割ってしまった琴へ、様々に歌を(和歌)詠んだのがとても汚い男が詠む歌のレベルでは無い。

感動した娘はついに心を許す(なぜw)

お風呂に入れてキレイになればとてつもない美少年!

評判を呼び、ついには帝(偉い人)の耳にも入る。

家系を聞いても知らんと答える太郎に、帝は信濃の地元に連絡。

なんと太郎は天皇系の家系であった!!!!

そして信濃の中将に任命され、120歳まで生きたということ。

ものぐさが幸いしたのですが、実はサラブレットで家系のおかげだったという話ですので、真似をしてはいけませんね。

私がやったら飢え死にするだけw

 

安曇連比羅夫命、ものぐさ太郎こと信濃中将ともに地元に貢献した。

 

その二人の魂が移ったかのようにすごい存在感を示す御神木。

いわゆる宿り木っていうことですね。

そりゃ川端康成も絶賛するわけです。

 

総括

地元のローカルでありながら全国的?に有名なものぐさ太郎が祀られている超レアな神社です。

神社を参拝すると歴史もわかる。

参拝はやめられませんねー♪

※参考資料「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」