[ 箱根神社の神様3人は家族だった!生涯から読み解くご利益を考えてみた!! ]
関東で商売をするならここへ参拝に来ないとダメだと言われるほどの霊力をもつ箱根神社!!
霧につつまれたこの写真が霊力っぷりを表しているような気がします。
実際すごい雰囲気でした。
徳川家康も西武の会長も崇敬した箱根神社。
その箱根神社の神様の生涯とその生涯から考えるご利益をご紹介!
ご利益はかなり絞ってご紹介しますが、実際には箱根神社との相性がよければ壮大なご利益をいただけることは間違いなしの超パワースポットです!
目次 ※ 基本情報 ※創建 西暦757年 御祭神 瓊瓊杵尊(ニニギノミコト) 木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト) 彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト) 住所 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1 駐車場 無料駐車場多数あり ※参考文献「箱根神社公式サイト」、「図解古事記、日本書紀」 |
神様とご利益の解説!!
天孫降臨の言葉の由来の「ニニギの降臨」
お酒が好きな方ならよく見かける焼酎の「天孫降臨(てんそんこうりん)」
この神が降りたという話によく出てくるのが宮崎県の高千穂(たかちほ)です。
そしてその神こそニニギなのです!!
なぜ天孫降臨というのか?
天→アマテラス(伊勢神宮の神様)
孫→ニニギ(霧島神宮の神様)
天のアマテラスの孫がこのニニギで、地上世界の統治を任され高千穂に降臨されたところから来ているのです!
色を変えたところを繋げて「天孫降臨」
よく聞きますが由来は意外と知らないですよね。
そうです、ニニギこそが日本を統治するために降臨したという神様なのです!
ニニギの妻「コノハナサクヤヒメ」
ニニギの妻、コノハナサクヤヒメはとても美しかったそうです。
一目惚れしたニニギが結婚を申し込むと、なぜか父のオオヤマツミに姉のイハナガヒメも一緒に嫁がされることになりました。
謎です。。
ですが当時は「姉妹婚」というのが珍しいことではなかったそうです。
しかし、イハナガヒメは容姿が醜かったので、ニニギはイハナガヒメを送り返し、コノハナサクヤヒメとだけ結ばれます。
父のオオヤマツミはこう言いました。
「神(ニニギ)の御子(みこ→子供)の命は、花の命のように短くなりましょう」
コノハナサクヤヒメは花の神
イハナガヒメは石の神。
二人と結ばれることで御子の命が石のように永遠に続き、花のように栄える
という祈りをオオヤマツミは込めていました。
イハナガヒメを送り返し永遠の命というものを捨ててしまい、神様にも寿命というものが生まれてしまった!というお話です。
そう!!
ニニギのせいで我々に寿命というものが生まれた!
らしいです。。
そして生まれた子「ヒコホホデミ」
箱根神社の神様はファミリーご祭神。
古事記、日本書紀を読むと神様がわかって面白いですねー♪
ヒコホホデミはホオリと呼ばれたり山幸彦なんて名前の時もありますが、同一人物です。
ここでは簡単なのでホオリと書きます。
そして面白いのが「兄もいるのに祀られていない」ということ。
兄の名前はホデリ。
そう、この二人は兄弟喧嘩をして仲が悪いのです!!
兄ホデリの釣り針を無くした弟ホオリを兄は許さなかったそうです。
なんとも小さい兄!!
このあとの物語はあまりに長いので控えますが、要約すると、、
実は釣り針は見つかり後ろ手で渡すと不幸になるというやり方で兄は見事に貧しくなります。
怒った兄をワタツミの宮でもらった干潮と満潮を引き起こすシオミツタマ、シオフルタマを使い服従させました。
これにより兄は弟に付き従うとありましたが、祀られていないところをみるとやはり仲直りはできなかったのでしょうねー。
そしてホオリの子供が初代天皇のイハレビコ(神武天皇)へと繋がるわけです。
3人の神様から考えるご利益!
ネットで調べると3人がいればほぼすべてにご利益がありそうですが、私が絞ります。
ニニギ→日本の統治をしたことから「国土安泰、家内安全などの安全、安泰」
コノハナサクヤヒメ→花のような美しさから「繁栄、成就、などの実らせる」
ヒコホホデミ→兄に勝ったところから「開運、勝負運などの出世系」
私のまとめではこういったところでしょうか。
かなり絞りましたので、実際にはもっとご利益があると思います!
あとはみなさんとニニギファミリーの相性次第!!
ご利益があることをお祈りいたします♪