馬降石のパワーにご利益がある悪天候も絶景な箱根元宮

[ 創建2400年 神奈川県足柄下郡の箱根元宮(もとつみや)]

 

聖占仙人という方が駒ケ岳の霊験に感嘆してこの駒ケ岳山頂に神仙宮を立てたのが創建とされる、今から2400年も前の話。

こちらの現在の社殿を奉納したのは現代の家康、いや天下の経営者「西武鉄道の会長 堤康次郎」。

関東で商売をするなら箱根神社に行け!

という言葉を残していたという話もあるくらい箱根神社を崇敬していた堤会長が1964年に現在の社殿を創建した。

社殿を建設してしまうという庶民ではとても出来ない大奉納をやってのけた人物、羨ましい。。

私はえびす祭りの提灯奉納も出来ないのにw

ここの山頂に馬降石(ばこうせき)という伝説の超パワー岩が鎮座していて、拝殿はこの岩があるから建設されたのだろうと思うほどですので、合わせての参拝をオススメします。(後ほどご説明)

駒ケ岳が御神体であるため拝殿のみの本殿を持たない古式な神社であり、標高が1356mあるのでロープウェイで行くのが一般的。

ですが!!

登山ルートもあるようなのでありがたさ倍増、古式スタイルがお好きな方は登山しての参拝も出来ます。

私は当然ロープウェイの軟弱参拝者w

しかしそれでも山頂に社殿があるのは絶景で、天気が良ければ眼下に箱根の街や富士山を望むことができる景勝スポットです。

こちらの神社、ロープウェイは犬連れ可能ですので山の山頂で散歩できる貴重な場所でもあります。

この日は雲がかかる悪天候の中での参拝でしたが、それはそれでこの世とは思えない絶景を見せてくれますので、ロープウェーが動いている限り行きましょう!!

参考サイトー芦ノ湖温泉旅館組合ー

文化と歴史:箱根神社のルーツ|観光・宿泊ガイド「芦ノ湖なび」
箱根芦ノ湖の観光情報、宿さがしなら、箱根...

箱根駒ケ岳山頂の元宮は、箱根神社の奥宮 として、1964 年( 昭和39 年) 再建され、 以来祭祀が厳修され、四季を通して登拝者 で賑っています。

注連縄を張ってあるのは馬降石といい、白 馬に乗って神様が降臨された岩と伝えられ ています。

石の上の穴は降馬の折の蹄跡で、穴にたまる水は旱天にも枯れたことがないといわ れる不思議な岩。

また参道の右側には馬乗石があり、白馬の信仰を今に残しています

 

※ 基本情報 ※

ご利益

縁結び、商売繁盛、金運、開運、勝負運など数知れず

御祭神

駒ケ岳霊峰

『箱根大神(ハコネノオオカミ) 下の三神の総称』

瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)

木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)

彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)

御朱印

御朱印やおみくじグッズ販売はすべて箱根神社の方でこちらに社務所はありません。

住所

神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139 (ロープウェイ住所)

TEL

0460-83-1151 (ロープウェー箱根園駅のTEL)

駐車場

駒ケ岳ロープウェイの麓に1000円で停められます。

ペットも大丈夫。

 

 

参拝情報!!

ロープウェイ運賃表

 

ロープウェイ運賃は大人1600円 子供800円。

流石に片道料金表示は無い。

 

ロープウェイ時刻表

 

20分間隔とかなり運行していますが、観光バスのお客さんと乗り合わせると箱根にいながらいきなり山手線のラッシュに変わる。。

そこんとこは我慢して行きましょう。

 

イベント案内

 

元宮の月次祭は毎月1日と15日でどなたでも参加できます。

 

お得な割引セットのチケットあり!

 

いろいろと箱根を巡りたい方にはお得なチケットがあるので賢く活用しましょう!

ナビサイトがありましたのでリンクします。

チケット購入|運行情報|箱根ナビ
箱根ナビのチケット購入についてご紹介いたします。

 

ではロープウェイ乗ります!!

 

日の入りを拝もうとたくさんの方がいらっしゃっていて大混雑!!

 

 

芦ノ湖の輪郭が見えてきましたが、気になるのはその上の雲、、、

天気が怪しい。

山の天気は変わりやすいので願いを込めてゴー!!

 

 

先日の台風の影響で消化、山が崩れてしまっていました。

そして曇りだと紅葉も寒々しい。。

 

 

光が差してきました!!

しかし気になるのはその上の雲!!なるようになれーー

 

 

到着すると渋い係員さんがお出迎え。そして雲、雲、もくもく、、

 

 

山頂に到着!!が、、

 

ぎゃー!!!何も見えません!!!

これはまずい。

 

 

、、、、

でも幻想的な写真が撮れましたかねーw

何も見えませんがロープウェイ代を無駄にするわけには行きませんので、神社を目指してみます!

 

 

案内は見えますのでなんとか進めますが、危険を感じたらやめましょう!

 

 

 

数十メートル先までは見えますので、歩けます。

と右手によく見かける紋を発見。

 

 

神社の由緒ですが、ここでは徳川との関わりは書いていませんね。

一応説明しておきます。

文章下手なので箱根神社のHPよりー

ー徳川家康の社殿修復ー


豊臣秀吉と共に小田原北条氏を誅伐(ちゅうばつ)した徳川家
康は、関東八ヶ国を領有した。

民心の収間、治安維持上からも神仏への崇敬の念の館かった家康は、
源頼研以来「関東総鎮守」として歴代の武将が尊崇(そんすう)し、人々の信仰を集めていた当所権現に参拝した。

天正十八年(一五九〇)、現在の三島市沢地の二百石を先例に従って寄進し、箱根山の所領を安堵した。

朱印状には専ら祭祀を厳修(げんしゅう)せよといま
しめてある。

家康は、自ら箱根道往還の際、当社に参詣して神馬を寄進し、秀吉が焼打した社殿堂塔の修造を行い、歴代将軍崇敬の範となった。

一言で言うと、箱根神社は秀吉に乗っ取られてボロボロになったのを家康が修復したということです!!

それは家康の紋があるのも当然です、秀吉嫌い!w

数々の困難を乗り越えた先人たちのおかげで今もその姿を残しているわけです。

 

山頂の鳥居!

 

雲に覆われた鳥居はこの世とは思えない光景となっていました。

天気が悪いのでさっさと引き返しているお客さんがほとんどでしたが勿体無い!

悪くても参拝に行きましょう!

というより山頂からの景色を見に来ているだけで神社に興味なし??

勿体無い。。

 

馬降石(ばこうせき)が鎮座する

 

こちらのパワーみなぎる岩の由緒はすごいです。

白馬に乗って神様が降臨された岩で、石の上の穴は神馬のツメ跡が残っています。

このツメ跡に溜まった水はどんな晴天でも枯れたことがないといわ れる不思議な岩で今も信仰の対象となっている。」

まぁ真偽のほどはわかりませんが、こんな山頂にこんな大きな岩があるのは魔不思議としか言いようが無いです。火山の噴火と関係があるのでしょうか?

運ぶのはまず無理ですからね。

この岩があるからここに社殿を建設したのでしょう。

敏感な方はこの岩のあふれんばかりのパワーに思わず手を合わせてしまいます。

 

 

雲の中に鎮座する元宮神社

 

あの世への入り口、閻魔様きっといます。

1300メートルの標高にこれだけ立派な社殿は初めて見ました。

なぜこんな立派な社殿が出来たのか?

創建は1964年、1963年にロープウェーが開通したことで資材の搬入、搬出を行えるようになりこんな高い標高に立派な社殿が完成しました。

人力ではとても無理です、だいたい霊山系の神社の奥宮の社殿は簡素なものが多いですから。

とても資材運べません。

 

悪天候では箱根の街は見えない

 

雲がかかっていたので街の方角はこんな感じの雲まみれ。。

これは仕方なし!!

神社を楽しむか、景色を楽しむかでロープウェーに乗るか決められますね。

 

 

要塞ではありません、ロープウェーの駅です。

 

駅にスタンプラリー

 

お子様連れには楽しいスタンプラリー♪

 

晴れていれば絶景のナイトツアー!

 

 

10月から11月にかけては毎日ナイトツアーが開催されます!!

しかし天気との関係もありそうなので要確認です。

TEL 0460−83−1151

これで元宮の参拝は終えます♪

 

総括

天候には恵まれませんでしたが悪天候も好転の素晴らしい景色に出会えました。

ロープウェー代があるので毎回の参拝は躊躇してしまいますが、季節ごとに参拝すると四季を楽しめそう。

今回も素晴らしき参拝。

 

合掌