[ 832年創建? 神奈川県藤沢市の皇大神宮 ]
湘南の守り神 巨大な鳥居が待ち構える!!
まさか藤沢にこんな大きな神社があるとは、、
神奈川県民ながら全く知りませんでした。
実は神奈川県のえびす神社を探していたので、失礼ながらえびす神社メインの気持ちの参拝でしたw
神奈川神社庁の本によると、
鎌倉権五郎景政が当地を伊勢神宮に御厨(みくりや)として寄進し、保護を受けた。
あわせて相模国土甘郷(とかみごう)総社として崇められてきたとされています。
???
土甘郷!?湘南地域は昔 “とかみ郷” という名前だった!!!
いやぁ神社より何よりこちらの方が驚きました。
無知とは恥ずかしいです。
湘南と呼ばれ始めたのは江戸時代からのようです。
そして境内の木々の樹齢が凄すぎる御神木級の木が多数ありますので、御神木好きの方にはたまらないスポットです。
実際に伺った時も熱心に手に触れてパワーをいただいている方がいました。
樹齢600年のタブの木、樹齢300年、400年のケヤキの木があり森の名所、緑のオアシスとして親しまれている。
この御神木たちのパワーが圧倒的です!
昔はこの森に鳥が群生していたところから「鳥森神社」としても知られている。
さらに私の好きな「えびす様」も摂社として祀られているので、七福神が好きな方にもうってつけの場所。
参考ー皇大神宮公式サイト、神奈川神社庁「かながわの神社ガイドブック」ー
目次 ※ 基本情報 ※ご利益勝負事、家内安全、交通安全、厄除け 御祭神『主祭神』 天照大神(アマテラスオオミカミ) 『合祀神』 天手力男命(アマノテヂカラオノミコト) 天太玉命(アマノフトタマノミコト) 天児屋根命(アマノコヤネノミコト) 天宇受売命(アマノウズメノミコト) 石凝刀売命(イシコリドメノミコト) 住所神奈川県藤沢市鵠沼神明2-11-5 無料駐車場あり。 TEL0466-24-5590 |
参拝レポート!
9月の残暑が残る抜けるような青空の中の参拝。
一の鳥居が太陽を浴びて真っ白に漂白されている。
参道にあるのですが、これは何でしょう?
下のアングルですが、穴が抜けています。
オリジナルカラーコーン!!
国旗カラーになっています。
駐車場は大鳥居前!
駐車場に着いてまず鳥居の大きさにびっくりします!!
そして駐車場両サイドに巨大な倉庫があり、この中には町の風物詩でもあるお祭りで使われる巨大な山車(だし)がしまってあるようです。
超巨大鳥居!
鳥居の下に人が立っていますが、人があの大きさ。。
あの方が150センチだとしても約5倍!
7メートル以上はあると思われます!
この案内板で湘南がとかみごうという名前だったことを知りました。
8月17日のお祭りは大変な賑わいになるそうで、巨大な山車が出ます。
反射しまくってるので打ち込みますw
「明治中頃に、皇大神宮の九つの氏子町内がそれぞれ製作したもので、三層式・総高約八メートルで人形が飾られ、また屋台には精巧な彫刻が施されており、県下で最も盛観を誇る。
整列の順は昔から決まっていて、宮の前(みやのまえ)の「那須与一」、上村(かむら)の「源頼朝」、清水(しみず)の「神武天皇」、宿庭(しゅくにわ)の「源義経」、苅田(かりた)の「徳川家康」、大東(おおひがし)の「楠正成」、仲東(なかひがし)の「浦島太郎」、原(はら)の「日本武尊」、堀川(ほりかわ)の「仁徳天皇」という順で、それらが境内に集まる。
人形山車の人形部分は、雨に濡らすことができないため雨天時には飾られず、山車部分のみの参進となる。
朝から小雨状態の場合、各町内代表で協議が行われ、人形の飾りつけの有無を決定する。そのため、昼頃まで人形山車の詳細が不明なこともある。」
と書かれています。
宮の前、上村と書かれているのは各町内の名前。
マイナー神社ばかり行っていたので久々の立派な手水舎w
初めて見る蛇口!!
なかなか乙ですね。
夏の日差しが御神木に注ぐ。
さすが皇大神宮!立派な拝殿が構えていた!
日差しが強すぎて見づらいですが、拝殿前の道がカクッと曲がっています。
方位学的なことで拝殿があちらの向きの方が良いのでしょうか?
ひょっとして伊勢神宮の方向!?
と思ったら思いっきり太平洋向きでした。
強いて言えば江ノ島の方向を向いていますが。。。
考えすぎかーw
狛犬も立派!!
タラコ唇の「あ」
タラコ唇というよりカレイとかアンコウのよう「うん」
神紋は伊勢神宮と同じ花菱紋(はなびしもん)
屋根から槍のように飛び出していて初めて見る形ですね。
神社のいろはで調べましたが、どの作りか出てきません。
カブトムシ!?
御朱印はとてもシンプル
御朱印よりおみくじが好きになってきましたが、参拝の日記のような気持ちでせっかく来たのでいただくようにしています。
ここで最近ブームのおみくじ!
うーん、、
看板も色あせていている。。
ということで今回はパス
と思ったんですが、やはりマイブームなので引いてしまいましたw
「いつも通りグルグルとかき混ぜて手に残ったおみくじを引く大作戦を行ったのですが、やはりおみくじに思い入れが少ない神社のせいなのか、手にしっくりくるおみくじはありませんでした。。」
不思議。
おみくじの神の教えコーナー!!
「憂さも、つらさも腹立たしさも、心ひとつのおきどころ
大空にすむ月の光(かげ)も、見る人々の心によって、楽しくも、悲しくも、腹立たしくも眺められる。
自分の身辺に起こるすべての事柄の中に神様のありがたい御教え、忝(かたじけ)ないみさとしを味わって、感謝の気持ちで眺めれば、身も心もほがらかに、禍(わざわい)も自ずから転じて幸いとなってくる。」
やっぱりおみくじは良いこと書いてありますね!
これが大人の楽しみ♪
昔は運勢とかしか見ませんでしたからね。
多数ある摂社!!
恵比須の宮
私の大好きなえびす様♪
来るまでは皇大神宮よりこちらの神社目当てで来ましたw
豊受ノ宮
豊受大神(とようけのおおかみ)という「食」の神様。
伊勢神宮系ですね。
伊勢の宮
イザナギ、イザナミ様です。
やはり小さくても重厚な空気。
石楯尾神社
いわたておのじんじゃと読みます。
こちらは相模原にある神社ですが、本殿の脇に構えているので一番この皇大神宮と関係が深いのでしょうかね。立派です。
他にも稲荷神社や山王神社、厳島神社などありましたが参拝したのは写真のみ。
参拝した理由はなんとなくの空気です。
御神木は多数ありますが、いつも綺麗に撮影するの難しいです。
何か綺麗に写真を撮らせない威圧感を感じます。
ぜひ触れて感じてください。
総括
えびす様目当てで軽い気持ちで伺ったのだがすごいパワースポットだった。
まず巨大な鳥居に目を奪われ、御神木の放つパワーに圧倒される。
元々は自然崇拝から発生した神社信仰なので、当然と言えば当然。
神様なんだかんだと言っても自然の力にはかなわないと感じました。
今回も良き参拝♪