まさかまさか、思わぬ出会いの宝庫でした。
真鶴で神社を探していたところ、隣町の湯河原でこの神社を見つけたのですが、この難しい漢字の「素鵞神社」と言う名前になんとなく期待せずにいました。
素鵞神社と書いてスガ神社と呼びます。
しかし全国的には”ソガ神社”と読んだりもしますので正式な呼び方では無いようです。
この神社には超魅力的な狛犬の名所!!
狛犬がワンワン騒いでいて狛犬好きな方はヨシヨシとよだれが止まらないたまらないスポットです♪
ではご紹介します!!!
※昨今、狛犬の盗難などがあると聞きました。絶対ダメです!!
そんなやつ地獄に落ちろーー!!!!!!!!!!!!
目次
狛犬のワンダーランド♪
拝殿前の”阿”狛犬
拝殿前らしく邪気を払ってくれそうな力強い狛犬です。
太陽が降り注ぎ口の中は魔界に繋がっていそうなしっかりした掘り込みです。
口を開いているのは「阿吽(あうん)」の”あ”になります。
いやぁ、子供さん可愛いーーです♪
顔も可愛いですが、持ち上げている左前足のモキュッと感たるや、表現できない可愛さです。
たまらないので横と縦の両方アップしますw
個人的には横の写真が気に入ってますねー♪
お尻さんです♪
狛犬はお尻にこだわりがあることが多いので、通り過ぎて参拝だけして帰るなんてもったいなすぎるので是非一周愛でてください。
“吽”狛犬
左右に阿吽で狛犬がいるのが定番で陽当たりがかなり左右で違うことが多く撮影が難しいのですが、今回は日陰なりにもなんとか撮影できました。
この狛犬の石工さんの注目ポイントは「子狛犬を撫でようとしているが、撫でてはいない」ということですかね。
このパターンは地味ながらあまり無いタイプの狛犬です。
普通はこんな感じで撫でられていることが多いです。
こちらはじっと何かを見つめるいじらしさが存分に表現されています。
一言で言うと、可愛い!!!w
手のすぼみ具合がたまらなく表現されていますね。
重要な台座の掘り込みで「明治維新前」と判明
ワンピースのポーネグリフと同じで、消えない石に深く石工さんや奉納者の方の記録が掘られています。
映画のエンドロールと同じですね。
今回は石工さんは掘られていませんでしたが奉納者の方の名前はありました。
奉納者のみなさん素敵な狛犬をありがとう!!
上に刻まれた三文字、最初は読めませんでしたが解読出来ました。
「世話人」ですね。
世の字が読めたところでわかりました、そして右から読むと言うことで明治維新前かと思われます。
そして日付も拡大で読めました。
「文政四年」で、西暦に直すと「1830年」です。
明治維新は1868年になるのでやはり維新前の作品ということで確定できました。
こんなにも綺麗な状態で残っていることに感動♪
まだまだ終わらない狛犬天国♪
境内をうろうろ散策していたら、、
いらっしゃいました、とてもつもなく可愛い隠れた狛犬さん!
境内の摂社をくまなく散策してください、うっかりすると出会うことはできません。
ではでは。
三体の手のひらサイズの「はじめ狛犬」
祠と同化しているのでよーく探してください。
近づけばいらっしゃいました超小さな手のひらサイズの狛犬さん!!
江戸時代に狛犬のことなど知らぬ石工さんが熟慮の末に産んだのがこの頃の貴重なもので通称「はじめ狛犬」と言われています。
口の横に縄文土器のようなデザインのものが多く見られます。
保存状態良好です。
こちらは「吽」ですね。
こちら「阿」の狛犬です。
一応、左から順にご紹介しています。
口が欠けてしまっていますが、そこそこ良好な保存状態。
左手から台座にかけての素材が違うように見えるのも興味深いですね。
欠けてしまって修復した跡なのかと思われます。
ぎゃーー可愛いーー!!!
やばいです、阿吽のあとの一番右の狛犬さんですが、もはや犬。
いや、犬以上の可愛さ。
犬飼ってますが、うちの子といい勝負ですw
総括
気絶寸前の可愛い狛犬の天国でした。
狛犬好きな方、もしくは興味が無かった方も魅了されること間違いなしです。
飯田商店さんのラーメンにも負けない狛犬をお楽しみください♪