神奈川県横浜市は開港とともに栄えたイメージで歴史は新しく、それ以前は寒村→(貧乏な村)で歴史文化など何にも無い!
そんなイメージ、地元のワタシでもありました。
が、
実は少しだけ残っているんです!d( ̄  ̄)
ワタシも神社巡りという趣味がなければ知ることはなかったでしょう。
少しでも広めたい!
そんな気持ちで今回は横浜市金沢区にある「富岡八幡宮さんの湯立神楽、卯陪従(うべえじゅう)」のご紹介です。
※過去記事↓

※基本情報※創建 建久2年(西暦1191年) 御祭神 応神天皇(おうじんてんのう) 比売神(ひめがみ) 神功皇后(じんぐうこうごう) 蛭子尊(ひるこのみこと)←えびす様 住所 〒236-0051 神奈川県横浜市金沢区富岡東4丁目5−41 TEL 0457763838 駐車場 数台あり。 御朱印 あり おみくじ あり トイレ あり?だったような。 アクセス 公式サイト ![]() ハマのエビス様 富岡八幡宮 ハマのエビス様 ※基本情報参考資料「富岡八幡宮公式サイト」 |
参拝レポート!
ここから先は黄泉の国への入り口。
ではなく富岡さんの入り口です。
夜に行われる神事ってドキドキしますね♫
拝殿前に椅子が並べられているので、おそらくあの場所で神楽が行われるようです。
初めて参拝にきたので勝手がわからない。。
始まりました「卯陪従(うべえじゅう)」
卯(うさぎ)の日に行う陪従(べえじゅう)。
陪従(べえじゅう)とは?
現在では神社にお参りすると、巫女さんや神主さんが御神楽を奉納してくれますが、古くは宮廷などでは伶人(雅楽の演奏者)や陪従(お供として従う人・舞人などを勤める)を引き連れて神社に参拝し神楽を奉納したのが始まりで、これが陪従の神楽です。
※富岡八幡宮の公式サイトより |
ということです。
お勉強になります。
これが800年も続いてるというのは奇跡ですね。
鶴岡八幡宮の鬼門を守るために創建されたわけですが、大元の鶴岡八幡宮では明治時代にこの神事が禁止?廃止されてしまったと宮司さんがおっしゃっておりました。
さぁ始まりました!
炎を浴びに来たのもあり雰囲気は最高潮(^○^)
邪気払い感MAX♫
写真は矢を四方に射る舞ですが、一方に射った矢が、
屋根に乗っかりました!
富岡さんは右の屋根安泰ですね。( ´ ▽ ` )
願いが書かれた護摩木?がどんどん焼かれ、人々の願いが叶うようになっています。
湯立の名の通り釜にお湯が沸かされていました。
見ているだけで温まる炎。
こんな雰囲気を求めておりました。d( ̄  ̄)
釜で沸かしたお湯がいただける!!
これはびっくりでした。
「釜で沸かしていたお湯が帰りにいただける!」
これは神の湯、神湯(しんゆ)とでも呼びますか!?
氏子の皆さんは慣れているのでペットボトルや水筒をご用意して帰りに並んで神事のお湯をいただいて帰っていました。
うらやましかったです。涙
なんだかとても親しみやすい神事で宮司さんも気さくに話してくれました。
さらに、、
神事で使った笹もいただける!!!!!!
これもびっくりしましたねー。
これはワタシもいただくことが出来、お話を伺ったところ神棚や玄関、邪気払いの一つとして使ってくれれば良いですよとのことでした。
玄関に置いたり神棚に置いたり、お風呂に入れても良いかもですね。
今回は横浜市金沢区にある富岡八幡宮さんの湯立神楽が行われる「卯陪従(べえじゅう)」。
800年の歴史を紡いでいるのは大変貴重で、もっと知名度があっても良いものなのになぁと思いました。
とても親近感のある雰囲気で誰でも気軽に行けますので、(夜の神社が怖くなければ)横浜市でぜひオススメの伝統行事です。
鶴岡八幡宮の鬼門として創建された富岡八幡宮の歴史をお楽しみください。