[ 神奈川県中郡大磯町の高来神社(たかくじんじゃ) ]
六所神社に参拝に行った帰りにカーナビに出ていたので気になって行ってみました。
そういえばこの神社、かながわの神社ガイドブックにのっていたのを思い出し、何かの縁を感じました。
行ってみればそこは他の神社とは違う不思議な空気に包まれていた。
奥に進むほど若干の怖さも感じるほどのオーラ。
上の写真は灯籠にハートとヤカン?があしらわれた一風変わったデザインでした。
今回はそんな高来神社のレポートと歴史をお届けします♪
目次 ※ 基本情報 ※創建西暦716年より以前(続日本記に掲載されている) 御祭神神皇産霊尊 ( かんみむすびのみこと ) 天津彦穂迩迩伎尊 ( あまつひこほのににぎのみこと ) 住所神奈川県中郡大磯町高麗2-9-47 Tel 0463-61-1146 駐車場境内に無料駐車場あり(わかりづらい) ※参考文献「大磯町公式サイト」、「かながわの神社ガイドブック」、「神奈川神社庁」 |

歴史と由緒
創建年代は中世の兵乱で記録が消失したが、磯長国造が創建したのでは無いかと言われている。
「続日本記」に武蔵国高麗郡を新設するために、相模国以下7国の高麗人1799人を移住させたと記されており、この時点ですでに高麗人が相模国に住み、高麗寺、高来神社が存在していたことが確認されている。
また、「日本書紀」に高句麗(朝鮮)から来日した「二位玄武若光」の名が見られる。これが703年、朝廷より「王」の姓を与えられ、東国の開発に携わった高麗王若光と言われ、大磯を基点に内陸部へ開発の手を伸ばしていったとされる。
最盛期の鎌倉時代には24の別院を持ち、山頂の左右に白山権現と毘沙門を勧請し三社権現と称えた。
江戸時代には東照宮が祀られ、参勤交代の際には数々の大名が馬を下りて参拝したと言われている。
しかし、明治政府の政策により24社はすべて廃絶、高来神社だけは残り、今も皇室の崇敬を受けている。
国造とは今でいえば県知事のようなポジションかと。
700年頃にすでに朝鮮人が2000人近く住んでいたというのも驚きでした!
若光というのは埼玉県にある高麗神社に主祭神として祀られているその時の有力者で、武蔵国は埼玉全域、東京、神奈川東部でそこに朝鮮人が2000人近く移住したということです。
参拝レポート!
山がそのまま御神体といった雰囲気で奥に大きな山がそびえる。
お尻丸出しの可愛い狛犬ちゃん♪
こんなお尻丸出しは初めてでしたw
しかし太ももはがっちり筋肉がついてアスリート系。
全体的にはこんな感じでたくましい親にめちゃくちゃ甘えた姿勢。
可愛い!!
ずらっと並んだ灯籠に要注目!!
神社でよくある風景ですよね。
しかーーしよく見てみると、、
ヤカンとハート
すり鉢とハート?
ハケと器とハート
盾?とハート
といった具合に生活道具とハートが彫られたなんとも変わった灯籠。
ヤカンが一番お気に入りです♪
ハートはご存知の方も多いと思いますが、「猪目(いのめ)」と言って魔除けや福を呼ぶとされているので神社によく見られる模様です。
猪目だらけなので参道を歩くだけで浄化されるよう♪
手水舎(ちょうずや)の水が濁り気味
温泉でも湧いているかのように若干白く濁っていました。
流れた先の池はこんな感じに白かったです。
鯉がいるので問題ないのでしょうね。
江戸時代の名残で徳川幕府の葵紋があります。
ちなみに境内奥には高麗山のご神水をいただける汲み場があるので、持ち帰ることも出来そうです。
ご神水は氣の悪いところや体の痛いところ、観葉植物にあげたりすると絶大な効果を発揮するのでオススメです♪
神様がいそうな不思議な雰囲気の社殿!
うーーん、なんとも言えない重々しい空気、そして晴れやかな気持ちになれそうな一言では語れない不思議な空間。
いざ参拝しても癒されたようなパワーをもらったような不思議な気持ちになりました。
合わない方は取り憑かれそうw
写真を見直してもなんかすごいですもんね。。。
無記名でしたが、こちらが東照宮かな?
こちらもすごい雰囲気。。。
100パーセント神様います!
私は何も見えませんが、見える方には見えそうな場所です。
なんと二宮金次郎の名前!!!
奉納者のなかに二宮金次郎の名前発見!!
まさか当時の金次郎では無いと思いますが、社務所に誰も人がいなかったので伺えませんでした。
でも大磯という土地柄を考えると金次郎の地元なのでありえるのかな??
総括
そんなに有名ではありませんが、こちらの神社はやばいです!
御岩神社に似たような強烈なパワーがありますので、相性は分かれそうです。。
そして怖いもの見たさの方にもぴったり、インスタにハートを載せるのにも良いとなんとも不思議な神社でした。
駐車場案内
神社をぐるっとしてここを曲がると駐車場。
わかりづらい。。
https://jinjarney.com/桜の小田原、報徳二宮神社結婚式の写真に映える/