[ 寒川神社、川匂神社、比々多神社、前鳥神社、平塚八幡宮、六所神社の神様とご利益の関係を徹底比較解説! ]
神様の生前?地球での?行った功績によって変わってくると言われるご利益。
学問はこの神社、縁結びはこの神社、
と言った具合ですが、ご利益に大事なのは神社の名前では無く神様の名前に注目してみてください!!
だいたいの神社に由緒という神社の歴史が書かれた看板がありますので、そちらに注目していただくのも神社の楽しみの一つになります。
気がつくと、、、
「あっ、この前と同じ神様だ!」
「あっ、また同じ神様だ!」
なんて気がつくと同じ神様ばっかりの神社に参拝している時とかあります。
そんな時を神様に呼ばれている!!
なんて言ったりしますね♪
神様に注目するとまた一段と神社通への一歩です。
今回は相模国の歴史ある神社の神様とご利益の関係をご紹介します♪
神様や由緒の一覧
正しい文章は公式サイトよりどうぞ♪
寒川神社 http://samukawajinjya.jp/about/main-deities.html
川匂神社 https://kawawajinja.com/gosaijin.html
比々多神社 http://hibita.jp/hibita/
前鳥神社 https://sakitori.jp/about/
平塚八幡宮 http://www.hachiman.org/yurai.php
六所神社 https://www.rokusho.jp/history/history.html
一ノ宮 寒川神社
ご祭神
寒川大明神
寒川比古命(さむかわひこのみこと)寒川比女命(さむかわひめのみこと)。
寒川神社のご利益は泣く子もだまる最強の八方除け!!
なんとすべてのことにご利益があるという神様なのです!
しかし!!
ここの寒川比古命と寒川比女命という男女の神様ですが、こちらの神様は資料不足によりよくわかっていないということ。。
夫婦神で浮かぶのはイザナギとイザナミ、スサノオとクシイナダヒメ、ニニギとコノハナサクヤヒメなど多数いる中のどれかでは無いかなどとも言われます。
二ノ宮 川匂神社(かわわじんじゃ)
御祭神
大名貴命(おおなむじのみこと)
大物忌命(おおものいみのみこと)
級津彦命(しなつひこのみこと)
級津姫命(しなつひめのみこと)
衣通姫命(そとほりひめのみこと)の五柱(はしら)。
注目はやはりオオナムジでしょう。
出雲大社の神様のオオクニヌシです!!
縁結びで有名ですが、たくさんの子供をもうけたことで子宝、安産にもご利益があると言われています。
神話時代のモテ男と言われているオオクニヌシさんですねー♫
義理のお父さんのスサノオの数々の試練に超えたことから、心願成就なんかのご利益もありそうですね。
三ノ宮 比々多神社
御祭神
豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)
天明玉命(あめのあかるたまのみこと)
稚日女尊(わかひるめのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
大酒解神(おおさかとけのかみ)→大山祇神
小酒解神(こさかとけのかみ)→木花咲耶姫
比々多神社は神様が多いのでご利益を多くなりすぎるかと思いますので、注目の神様は天明玉命!
こちらの方は三種の神器の一つの「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を作ったとされる人物です!
比々多神社のHPにも「不思議な霊力発揮・子宝」にご利益ありと書かれています!
そしてこの方が御祭神の神社はそんなに見かけないのでレア神様ですね。
さらに豊斟渟尊!
この神様は神世七代のNo,2!!
雲を神格化したと言いますが、はっきり言ってよくわかりません!!
HPには「大地・開発・発明・創造」という壮大なご利益が書かれています。
そしてさらに稚日女尊!
まぁこちらの方もよくわからない神様ですねー。
HPにご利益の記載は無く「機織の神様」とされています。
個人的な注目は豊斟渟尊、天明玉命、稚日女尊の三神で、この三神が比々多神社の独特なオーラを作り出していると思います!!
四ノ宮 前鳥神社
御祭神
菟道稚郎子命(うぢのわきいらつこのみこと)
大山咋命(おおやまくいのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
こちらは何と言っても菟道稚郎子でしょう!!
超レア神様で仁徳天皇の義兄弟で京都のゆかりがあり関東ではまずお見かけし無い神様です。
なぜ神奈川に祀られているのか?不思議です。
日本で初めて朝鮮や中国の漢字の文章を学ばれたと言います!
技術産業の支援、そして兄の仁徳天皇に王位を譲ったと言われ「謙譲の美徳」という道徳的なものまで信仰されています。
ということで、ご利益は「学問、道徳」ということになるかと思います!
五ノ宮 平塚八幡宮
御祭神
応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
武内宿禰(たけのうちのすくね)
仁徳天皇の時代、西暦380年頃に大きな地震がこのあたりにあり、人々の苦しむ姿に見かねたという仁徳天皇が父の応神天皇を祀ったとされています。
そしてこちらの御朱印の文字の「鎮地大神」は推古天皇によるお言葉という天皇家に気にかけられてきた神社なのです!
度重なる災害を乗り越えてきたということでご利益は「厄除け、国土安泰」などになるかと思います。
総社 六所神社
御祭神
櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
相模国五社すべての神様
ご利益という点ではこちらにまさる神社は無いのかなーと思います!
なんといっても、先ほどまでに一生懸命書いた相模国五社すべての御神体がすべて祀られていますから!!
プラス、櫛稲田姫ということで女性へのご利益が追加され、もう言うことなし。
こちらには櫛稲田姫の霊力が宿るという「櫛のお守り」が授与され(800円?)、日頃から守っていただけるそうです。
スサノオがヤマタノオロチ退治の際に櫛稲田姫がその名の通り櫛に化けてスサノオの力となり、見事ヤマタノオロチを退治したという話からきているものと思われます。
総括
神様については話が古すぎてわからないことが多々あるため苦労しました。
実際に行った功績によりご利益というのが考えられますが、
その神社その神社に同じ神様でも違った空気があり、参拝する方との相性が変わってくるので、一概に神様だけでは判断できないところであります。
そして何より大事なこと!!
ご利益や願い事だけのために参拝に行くのは非常に不純です!
日頃の努力を怠らず、知らず知らずに神様のパワーをいただけるようにしましょう。
学問の神様の神社に行ったからといって頭がよくなるわけありません!全員東大いけちゃいますw
あくまで日頃の行いを大事に生きていきましょう!!
※参考資料「各公式サイト、冊子」、「図解古事記、日本書紀」、「wikipedia」