[ 西暦創建1764年神奈川県大和市上和田の左馬神社 ]
今回のサバ神社は「左馬」。
大和に2社あるサバ神社は2社とも「左馬」でした。
ここの神社も面白い特徴がありましたのでご紹介いたします♪
そしてサバ神社には珍しくちゃんとした公式サイトがありました!w
他のサバ神社との共通点も発見できました。
創建:1764年 御祭神:源義朝 住所:神奈川県大和市上和田1168 公式サイト:http://mmmsub.web.fc2.com/jinja/kamiwadasabaweb/yuisho/yuisho.html |
参拝レポート!
道路に面して突如出現!
ほぼすべてのサバ神社に共通しますが、分かりづらーいw
由緒書きがちゃんとある!
源義朝以外にビッグネームの御祭神がつらねる。
アマテラス、神武天皇(初代天皇)、スサノオのお三方。
天皇系のなかに源氏の左馬頭がいることに若干の違和感。
ちゃんとした手水舎!
サバ神社には珍しくちゃんと水の出る手水舎がありました。
当たり前が貴重なんですw
蛇口があって水が出ます!
ありがたやありがたや♪
以前までの記事を見ていただければこのありがたみが分かります。
熱い思いの立派な鐘楼!
サバ神社には鐘が多いですね。
神仏混合時代の名残ですかねー。
第二次大戦の時に軍部の命令で鐘が戦争の材料になるので没収されたそうです。
元々は文政十一年(西暦1828)に製造された鐘ですが、現在のものは昭和29年のもので、地元の氏子の方々のご意志により再建されたそうです。
氏子さんの熱い思いがつまった鐘なのでぜひ一発鳴らしましょう!
ほどほどにw
ユニーク狛犬のご紹介!
いやぁ興奮しますね!w
なんでかって、、
粘土をヘラで彫っただけみたいなこの素人感!
顔まわりやタテガミは仕事したーって感じなのに、胸元や手足、マリなんかになると急に素人感!
台座は狛犬合わせてゆがんでる。
誰かと一緒に彫ったのかなー、職人の親とそのお子さんが一緒に作ったみたいな印象を受けます。
でも、、
可愛い!!
この横のフォルムもたまりません♪
手のモキュッと感、口の開き具合、尻尾の跳ね具合と短さ。
個人的名作です♪
うん像の子狛犬はその極み!!!
このアングルでは親に撫でられているのが子狛犬とはわからない!
近ずいて見てもよくわからない!w
子供に見えない。。
犬にも見えない。。
正面も秀逸です!!
彫刻刀で一直線に彫ったみたい。
でもなんかいい顔してますねー♪
最高。
拝殿
秋に行ったのでイチョウの絨毯が境内を彩ります。
参拝してみると、親しみやすい優しい癒しパワーいただけます♪
額には「左馬社」と書かれていた
昭和7年の作品で金文字の華やかな額ですね。
そういえば佐婆神社にも昭和7年の文字を見た気がしますね。
昭和7年、サバ神社に何かあった?
これですね
昭和7年はサバ大明神復興の年?
昭和7年といえば
「第一次上海事変」
「満州国建国」
「大東京市誕生」
時代の動きでいうとこのあたりが関係ありそうな気がします。
これだけのことが起きているので景気も良さそう。
大東京市は23区の前の体制で35区になった時のことだそうです。
サバ神社の謎解きの鍵の一つかもしれません。
鳥居も昭和7年製のものでした。
この神社に関しては昭和7年にかなりの修繕が行われたのは間違いないですね。
総括
サバ神社の中でもユニークな狛犬が個人的にお気に入りの神社。
他のサバ神社との繋がりも見つけることになりましたが、その謎はつかめないまま。
今後もできるだけ細かく検証していきます。