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[ 大正10年から続く箱根強羅の明神ヶ岳大文字焼き ]
お盆に最適のご先祖供養
引っ越した事で箱根がグッと近づいたので、今まで見たことの無かった大文字焼きに行って見ることにした。
今年はお盆を台風が直撃し、大文字焼きの開催も危ぶまれたが無事に開催された。
19時30分スタートだったのだが、19時くらいに雨が降り出し、19時15分くらいに雨が止み、花火が終わる10分ほど前にまた雨が降り出すという奇跡の1日であった。
一年に一度箱根の強羅でもっとも熱い日のレポートである。
ご利益がちゃんとある!!
大文字焼きはご先祖供養
花火は厄払い、邪気払いと実は意味のある癒しイベントなのである。
神社仏閣だけのブログだと侮っていただいては困るw
森や海の自然に触れること、こうしたイベントごとにもご利益があるので、神社仏閣の参拝以外にも日頃の疲れを取り去る方法があるのだ。
箱根大文字焼きの歴史、意味
強羅が別荘地として分譲が始まり、箱根登山鉄道が開通後の大正10年から大文字焼が始まりました。 小田原電気鉄道(株)が中心となり、別荘所有の財界人、地元宮城野の有志らによって考えられ、強羅で夏を過ごす避暑客を慰め、同時に地元の旧盆の送り火を兼ねて今もなお盛大に行われています。 強羅は『大』の字と共に歩んできました。 大文字焼きは宮城野青年団の若者によって準備が行われています。 2ヶ月も前より炎天下の山腹において刈取乾燥された篠竹の束を350束作ります。 『大』の字の輪郭に沿って約1.5m間隔に立て、一すじの花火を合図に点火され、点が線となり字となって皆様の眼前に、『大』の字が浮かび上がります。 『大』の字に焼かれた山脈は、一年を通して見ることができ、強羅のシンボルとして強羅の街を見守ってくれています。 |
2ヶ月も前からご準備されているとのこと。
相当の時間と労力をかけて開催されている大文字焼きに感謝。
ニュースではLEDライトを使った大文字も行われたそうだが、そんなに準備がきつくて中途半端なことをするくらいならやめれば良いのにと思う。
ただ形だけ継承して中身が無い、LEDの光でご先祖は供養されない。
眩しいだけだ。
※ 大文字焼き基本情報 ※
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お祭りレポート!
強羅駅を出てすぐがお祭り本部。
出迎えてくれたのは強羅のゆるキャラ「ゴウラン」
ダンスステージを控えた大学生たちがビラ配り奮闘中!
強羅駅からほどなく縁日が並ぶ。
忍者カフェで小田原の忍者の歴史が学べる。
大文字焼きTシャツを着た運営陣。
何かに困ったらこの方々に伺ってください。
すごい数のスポンサー!!
駅近のおみやげ屋さんで「手湯」があります。
アジサイの季節には電車を彩る。
猛暑で当然この時期は枯れている。
おすすめグルメ!
強羅名物のしゃくり豆腐。
一杯500円出そうだが、、
遅いと間に合いません!
午前7時からということで、宿泊されている方でないと厳しいですかね。
観光なら朝の強い方にオススメ。
他にもオススメなのが「とんかつ 田むら 銀かつ亭」
なかなかの店構えですが、気構えずに気楽に入れます。
名物は豆腐カツ煮!
豆腐カツ煮定食1380円。
お豆腐の間にひき肉が挟んで揚げられている!
立派なお鍋に盛られスペシャル感満載!
数々の有名人のサインが飾られていました。
男子はやはりカツ丼!
ということで銀カツ重 1380円。
とんかつとエビフライの夢のお重。
エビもおまけではなくどちらも大変美味でした!
ご飯もお味噌汁も美味しく全体的に大満足でした。
銀カツ亭 田むら お店情報
住所 250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-739
TEL 0460-82-1440
営業時間 11:00〜14:30 休憩 17:30〜19:30
水曜定休 火曜夜休み
一回りお祭りを楽しんで、大文字スポットを見てから伺いました。
※ 注意!!
お祭りの日はラストオーダー16:00時となっています!!
オススメ駐車場&撮影スポット!!
強羅観光公式サイトを参考にしてみたところ、
◎ 箱根美術館 臨時大駐車場 午後3時から駐車可能
車1台1000円 バイク1台500円
※午後5時頃には満車になります。
◎ ユネッサン駐車場
※2時間まで無料2時間を超えると時間に関係なく1200円
◎ 彫刻の森美術館
午後7時までに駐車されたお車のみ午後9時まで駐車可能
午後7時以降の入庫不可
1時間につき500円ずつ加算
となっています。
私が利用したのは「箱根美術館 臨時大駐車場」
午後の3時に解放ということでその時間に合わせて行きましたので余裕で入れました。
一番高い位置に駐車したところ目の前に、、
あれ?大の文字!?もしかしてあの山?
と思い気になって警備の方に伺ってみると、
「ええ、あの山が大文字焼きの山ですよ」
えー!!!
到着と同時に大パノラマスポットを見つけてしまいました!
でも流石にすぐに場所を決めるのも何なので一応いろんなところを徘徊しましたが、結局この場所が一番良かったです。絶好の位置でこんなに周りに人がいなくて余裕で観れたのは初めてで最高の花火穴場スポットです!
早雲山駅に展望台&駐車場があるそうなのですが、今年は使用できないということで確認はできませんが、早雲山駅が一番標高が高いのできっと一番見晴らしが良いと思います。
撮影をするならこういう開けた場所が良いですが、撮影をしない方なら電線なども気にならないと思いますので、そうなると町全体が斜面になっているのでほぼどんなところでも花火が良く見えます。
のでこの花火大会は周りと干渉せずに観られる絶好花火大会!
ではここから撮影した写真のご紹介。
めちゃくちゃ撮影しやすかったです!
三脚を二台立てても全く周りに迷惑もかけることなく広々撮影できました。
町の風景を入れたい方は違うと思いますが、花火と大文字をメインに撮影したい方にはこれ以上ない撮影スポットだと思います。
とにかく快適で、一時雨が降っても車に避難することもできましたし言うこと無し。
車でなくても入場制限も無いのでどなたでも入れます。
総括
邪気、厄払い、ご先祖供養と普段の参拝に求めるようなご利益もある花火&大文字焼きイベントは癒し旅としてうってつけのものであった。
特にこの箱根の大文字は人との干渉が少ないということでもレアなものになっている。
来場者は二万人ということだが町全体に分散するので気にならない。
お近くの方にぜひオススメの納涼スポットで、夏の最高の1日になるであろう。