[ 創建1190年頃 神奈川県横浜市の大綱金刀比羅神社(おおつなことひらじんじゃ) ]
16もの神様と天狗が共存する珍スポット!!
東神奈川の熊野神社からの流れで近くにあったこちらのこんぴらさんに参拝に伺った。
大綱金刀比羅神社と漢字で書くととんでもない立派な神社かと思われますが、街中のちいーーさな神社です。
ですがその妖しいパワーたるやなかなかのものがありますので、敏感な方は要注意なバカにできないパワースポット。
かくゆう私も気楽に伺いましたが、その空気感と蚊に参りました w
天狗との関わりがあるということですが、歴史はよくわかりません。
「ただ、頑然と天狗様が眼前に飛び込んできますのでご覚悟を!!」
小さいお子さんは泣いてしまうかもしれません w
16柱の神様のご利益をいただくために、無心で参拝!!
以下、「かながわの神社ガイドブック」より由緒の引用です。
1180年8月、源氏再興の兵を起こした源頼朝は石橋山の合戦に敗れ、決死の逃避行の後、真鶴の岩海岸から船で房総へ向かった。 しかし沖に出たところで逆巻く波に阻まれ、行くに行けず戻るに戻れなくなった。 このとき頼朝の前に不動明王が現れ「汝、迷わず房総へ渡れ」と告げて消えた。 そこでお告げに従い、海上を行くうちに海はナギ、無事に房総へ漕ぎつくことができた。 後に源氏再興の宿願を果たし、鎌倉幕府を開いた頼朝はその恩に謝し、当地に社殿を造営、不動明王を祀り、将軍飯綱大権現を称したのが始まりといわれる。 古くから飯綱大権現、金刀比羅大権現を称してきたが、明治2年、大綱神社、金刀比羅神社と改称、明治末期に至って両社を合祀し、大綱金刀比羅神社となり、今日に至る。 |
目次 ※ 基本情報 ※ご利益五穀豊穣、交通安全 御祭神大国主神(おおくにのぬし) 金山彦神(かなやまひこのかみ) 日本武尊(やまとたける) 大山津見神(おおやまつみのかみ) 摂社 荒神社 横浜弁財天 稲荷社 龍神社 内神 船霊神 猿田彦尊 不動明王 十一面観音 烏天狗 飯綱権現 大日如来 住所神奈川県横浜市神奈川区台町7-34 TEL045-311-5401 駐車場無料駐車場有り。 |
参拝レポート!!
クリーニング屋さんのぼりが良い味出してくれてますw
横浜駅からほど近い町の神社という感じです。
住宅街のど真ん中。
新しいマンションだらけの中、1000年近く続いている神社が共存しているというのもなんだか不思議なもの。
一里塚(いちりづか)とは要するに目印のこと。
東海道の日本橋から7つ目、七里のところということ。
青いのぼりが並ぶ境内
お城があった名残でしょうか?
石垣がありました。
草まみれの狛犬が待つ!
よく見えないですが良い雰囲気出してます♪
階段を登ればすぐに社殿あり。
気になるのは右手のもの!
御神木を切り出した天狗がいる!!
なんじゃこりゃー!!!
なんでも伸びすぎてしまったため、断腸の思いで切り倒し、その後この天狗を彫り出したという、まさに御神木の化身にふさわしい姿!
うーん、すごい姿。
無名なのが勿体無い珍スポット!!
なんだか怖いですが。。
切り倒された御神木が安置されている
もともと立派な本殿があったという場所に切った御神木が祀られていました。
枯れ井戸の跡でしょうか?
御朱印デザイン!
とても綺麗な字の御朱印でした!
ほこらの中に龍神様!
右に竹のようなものが見えますが、そちらから水が出ていますので、手水舎ではなくこちらで清めるのが良いかと。
少しぬるっとしているので山からの水でしょうか?
ほこらの龍神様は近寄り難いので遠目から手を合わせました。
総括
横浜市民でも全く知りませんでしたが、実に奇怪な神社でした。
強いパワーを放って鎮座する天狗の御神木はまさに必見!!
小さいながら歴史とパワーを併せ持つこんぴらさんにぜひご挨拶を。
今回も良き参拝。