【 天皇の夢に現れた豊受御大神(とようけのおおみかみ)を祀る外宮!】
二見興玉神社の参拝をした後は「伊勢神宮の外宮(げぐう)」へ。
1500年ほど前に丹波から伊勢にお引越ししたそう。
今でも元々伊勢神宮のあったといういわゆる元伊勢、京都の福知山市(昔は丹波国と言った)に豊受大神社(とようけだいじんじゃ)として鎮座しています。
衣食住、産業の守護神として全国に知られる豊受御大神の本家パワーを体感できる外宮を由緒に式年遷宮の由来、境内の案内を盛りだくさんでご紹介します!
目次 ※ 基本情報 ※創建 創建約1500年ほど 御祭神 豊受大御神(とようけのおおみかみ) 住所 三重県伊勢市豊川町279 駐車場 無料駐車場あり アクセス
公式サイト https://www.isejingu.or.jp/about/geku/index.html ※参考資料「伊勢神宮公式サイト、パンフレット」、「図解古事記、日本書紀」 |
参拝レポート!
駅から鳥居がお出迎え!
伊勢神宮の街という強力な印象を頭に残す演出!
駅から鳥居がある街はたぶん無いですよね。。
駅から500メートルほどの参道が続き、5分ほどで神社へ。
気持ちのいい正面玄関。
邪気払いにうってつけのパワースポットです♪
左側通行と決められている橋。
真ん中は神様の通り道と言いますが、看板があるので神様も通れないw
由緒書き
豊受御大神は衣食住の神様と言われていますが、アマテラス専属の料理人だったというお話なので、少し前にテレビドラマで天皇の料理人の話がありましたが、その人が時が経ち神様になったという感じですかね。
感染症対策も万全。
御光さす手水舎(ちょうずや)。
感染症対策で柄杓の撤去、直接手と口を清めるスタイルです。
なんだかこのスタイルも板についてきたので、これからずっとこうなりそうですねー。
総ヒノキ造りで装飾、色づけなどはされていません。
私の好きなタイプの鳥居♪
では鳥居をくぐって心して参拝!
邪気が払われる参道!
砂利が敷き詰められた参道で、砂利を歩くと音が出てそれにより少しづつ邪気が払われていくといいます。
二の鳥居もなかなかの迫力!
式年遷宮で本殿が引っ越される古殿地(こでんち)
空き地のようになっていますが、今ある本殿が20年経てばこちらに引っ越すと場所。
式年遷宮はなぜ20年周期!?
なぜ20年で本殿を建て替えるという風習があるのか?
それは「宮大工さんが一人前になるのに20年かかる!」という大工さんの事情によるものだそうです。
金属を使わない宮大工さんの技術を得るのは相当なもので、電動の工具が山ほどある世の中で建築も効率がよくなりましたが、宮大工さんはそうはいきません。
知識と経験が充分に得られるのに20年。
長い職人技術の結晶が神社建築で、日本最高峰の技術なわけです。
正宮では願い事ではなく感謝を伝える!
本殿前はさすがの人出!
願い事よりも正宮では食事ができていることに感謝を、参拝方法は二礼二拍一礼です。
清々しい気持ちになれること間違いなし!
超豪華な亀橋!
途中に一枚岩の超豪華な橋がありました。
すごいです。
よく見ると亀のようなので亀橋。
別宮に行くには98段の階段を登る!
願い事は多賀宮(たかのみや)で!
神様は豊受御大神の荒御魂(あらみたま)。
荒御魂とは神様の気性の荒い魂、もしくはエネルギーの充実している魂と考えられています。
荒御魂の方がパワーが強いので願い事はこちらですると良いと言われています。
次は土宮(つちのみや)
こちらはこの地の地元の神様で「大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)」
豊受御大神よりも先にこの地に祀られていたという重要な神様。
ちなみに御祖(みおや)は女性の意味。
風宮(かぜのみや)
ここは風の神様と言われる「級長津彦命(しなつひこのみこと)」、「級長戸辺命(しなとべのみこと)」が祀られる。
風には強いものと弱いものの二種類あると言われています。
中国からの侵略行為の元寇の時に神風を吹かし、日本を守ったとされている謎の男女の神様です。
風で守ったなんて相当な強風を吹かせたのでしょうか?
あるいは展開を変えるような反撃で守ったのか、、
古事記の歴史的な神様ではなく、急に現代の社会の教科書的な神様の登場。
伊勢神宮の御朱印は超シンプル!
手書きだと対応しきれないからでしょうが、朱印と日付だけの本当に御朱印といったところ。
旅の記念ですね。
勾玉の形をした勾玉池(まがたまいけ)
勾玉の形をした勾玉池に超立派な舞台が浮かんでいました。
きっと荘厳な舞台が行われることでしょう。
総括
伊勢神宮の演出は実に大掛かりなものが多く圧巻です。
外宮でこれだけのこだわりがあるので内宮がまた楽しみになりますね♪
二見興玉神社→外宮ときたので次は外宮別宮の「月夜見宮(つきよみのみや)」をご紹介!