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[横浜市泉区の中之宮サバ神社]サバ神社の謎を解く鍵がまたひとつ!

この神社で印象に残っているのがこの狛犬。

なんとも言えない良い表情してますねー。

今回で7社目のご紹介となるサバ神社ですが、ここも非常にわかりずらい場所なので神社好きか歴史好き以外は地元の方しか来ないようなところです。

ここの名称は「中之宮左馬神社」

泉区には「左馬」、「佐婆」、「鯖」と3種のサバが揃うサバの宝庫。

区内で5社あります。

 創建:1625年

 御祭神:源満仲、天照大神

 住所:神奈川県横浜市泉区和泉町3253

 公式サイト無し、駐車場無し、社務所無し

 ※データは横浜市泉区役所の資料を参考にしています。

 

参拝レポート!

住宅街のド真ん中

車で来ましたが、なかなか苦労しました。。

毎度わかりづらいサバ神社。

 

白を基調とした鳥居

この鳥居の先に、、

 

際立つのは技術じゃない名品の狛犬!!

彫刻的に(専門家ではないです)うなるようなポイントは特に無いのですが、そのオーラに心を惹かれる名作です。

ボロボロの部分が補強されているのですが、プロの石工さんが行った補強とは思えない跡が数々残っています。

ですがそれがまたこの狛犬に命を与えているように思います。

 

これなんか補強なんでしょうかなんなんでしょうか??

ガムをつけられたような感じですが、たぶんこれの前は欠けてしまっていたんでしょうね。

 

骨折の跡もあります。。

災害やいたずらに遭いながらなんとか氏子様に守られて来たのでしょう。

ストーリーが頭に浮かんでくるようです。

そして気になる銘が、、

 

明治37、8年  日露戦後 凱旋記念」とあります。

日付がわかりづらかったので、ひとまずそのまま書きました。

そして隣の台座には、、

 

近衛 陸軍歩兵上等兵  勲八等功七級 清水長作  明治39年12月」

と彫られています。

ネットで検索しても全く出て来ない方なので大きな功績をあげてはいないようです。

石工さんとしても出て来ませんので、ここの左馬神社の狛犬を彫った方なのかも不明ですが、確かにその名が刻まれています。

おそらく石工はこの方なのでしょう。

 

大きな神楽殿!

サバ神社共通の社殿より大きな神楽殿。

集会所としての役割が大きいようなので氏子様の大切な拠り所となっているようです。

 

入り口の狛犬との繋がり?

神楽殿に寄付をした方の名前がずらりとありますが、よく見ると「清水」さんの名前が多くあります!

もしかして清水長作さんの親族でしょうか!?

誰かいたら話を伺いたいところですが、誰もいない。。

 

さらに新しい狛犬!

入り口の狛犬とは対照的にユーモラスな表情とたくましい体の新しい狛犬です。

 

こちらも見応えのある狛犬ですが、入り口の狛犬のなんとも言えないオーラと比べてしまいます。

ですがきっと時を重ね変わっていくのでしょう。

 

 

ケヤキの拝殿

区役所の案内に寄ると、総ケヤキ作りでこだわりの拝殿のようです。

参拝すると独特のパワーをいただけます!

 

総括

個人的には入り口の狛犬がここの神社の雰囲気を作り出しているのでは無いかと参拝してみて感じました。

ここも独特な空気を出すサバ神社でとても興味深い。

気になる方がいらっしゃいましたら参拝オススメです♪

行きづらいですがw

 

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