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サバ神社の中でも異彩なパワー放つ![藤沢市高倉の七ツ木神社]

今回で10社目の紹介となるサバ神社は「七ツ木神社」。

非常にインパクトのある額で出迎えてくれました。

現在は七ツ木神社ですが、元々は「鯖明神社」という名前で、サバ神社12社中のれっきとしたサバ神社の一社になります。

「七ツ木」という不思議な名前が気になるのですが、この神社の周辺を昔は「七ツ木村」と呼んでいたそうです。

その総鎮守が鯖明神社だったということで、明治時代に七ツ木神社に改名。

だいたい他の神社とは違うパワーのサバ神社でもここは一つ異彩なパワーで迎えてくれますので、敏感な方は取り憑かれないよう要注意!!

 

 創建:1590年頃

 御祭神:源義朝(みなもとのよしとも)

 住所:神奈川県藤沢市高倉1128

 公式サイト無し、駐車場無し

 

拝殿横に由緒書きあり!

サバ神社ではとても貴重な由緒書き、しかも新しい!!

反射しまくってますので全文頑張って書きます!w

以前は鯖明神者と称し、明治初年に七ツ木神社と改名されました。

境川、引地川、和泉川流域に点在する「サバ神社」12社中の一社であり、旧七つ木村の鎮守です。
江戸中期から明治初期に流行した「七サバ参り」(七カ所のサバ社を巡礼することにより無病息災を祈る風習)の一社でもありました。

サバ社の社名の由来は祭神の源義朝の官職が左馬頭であったからと言われています。
(ただし、サバ神社12社のうち、和泉川流域に点在する三社の祭神は摂津多田源氏の祖、源満仲です。)
安土桃山時代の文禄年間(1592〜1596)に創建されたと言われています。
一説には登場信仰の厚かった渋谷義重(渋谷庄司重国の子孫とも言われる。)による創建とも言われていますが、定かではありません。
江戸時代後期の文政9年(1826)に再建され、昭和4年(1929)に拝殿が改築されています。
なお、この社の鳥居は「両部型鳥居(りょうぶがたとりい)」と言われるもので、両部とは真言密教の「金剛界」、「胎蔵界」の両部を具現したものです。
境内には江戸期から明治期にかけての山岳信仰や養蚕関係の碑、庚申塔等の石碑、石仏類が点在し、鎮守の森の荘厳な雰囲気を今なお伝えています。


平成30年(2018)3月吉日
長後地区郷土づくり推進会議
歴史散策の会

今までで一番丁寧な由緒書きでした!

神社の雰囲気を解明するのにとても重要なことがたくさん書いてありました♪

 

参拝レポート!

ノスタルジーな雰囲気が漂う鳥居

まずこの面構えに心を掴まれることでしょう!

独特な空気です。。

由緒書きの通りなら神仏混合の哲学が詰め込まれている特別なものです。

 

手作り感満載の鳥居土台

 

鳥居の根元で御神木らしき木がバッサリと切られていましたが、切られてなおすごいオーラが出ていました。

 

独特なサイズ感の狛犬たち!

写真でこう見るとわかりずらいのですがおおよそ50センチくらいの小さな狛犬で、あまり見かけないサイズ感。

 

阿吽感があまり無いですが、マリと子供でメリハリをつけて手の形が面白いですねー♪

すごく雰囲気があってオススメです♪

 

台座に台座がついてる!!

明らかに年代の違う台座と台座で下はブロックの現代建築的材料、上の台座は狛犬と同じ材料。

どこからか移築したのか、足場が危ないまたはいたずら防止かもしれませんね。

 

拝殿横の狛犬も独特!

猛々しい狛犬に見えますが、こちらは台座が低いのと狛犬が小さいので膝くらいの大きさ!

猛々しいさと可愛いさを持つというすごーーく珍しい狛犬です!

 

これはサバ神社の子狛犬に見られる線で彫られた直線狛犬。

 

大きさなんとなくわかりますかね?

小さいのに顔が怖いんですw

 

またも大きな神楽殿!

サバ神社のほとんどに大きな神楽殿があり、氏子様の拠り所。

つながりの強さによってサバ神社は守られてきたのがよくわかります。

ほとんど社殿より大きいです。

 

御神木に守られる拝殿!

夏の日差しが降り注ぎ映画の世界に入り込んだような錯覚をします。

元お城だった場所なんかに多い空気を出しています。

神奈川だと同じ藤沢の大庭神社、横浜市青葉区の山田神社なんかと似てます。

そういえばどちらも城址ですね!

参拝するまでちょっとよそ者扱いされているようで怖かったですが、参拝すると不思議と受け入れられたような感覚になりました!

 

総括

周囲には田園風景が広がる自然いっぱいのエリア。

サバ神社は住宅街が多かったのでまた違う雰囲気でした!

七ツ木神社は境内のすべてが独特な空気なので、神社好きな方こそお好みの神社だと思いました。

独特なパワー発してますのでご注意を!

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