サバ神社12社の中で11社目のご紹介。
最後の1社は私有地内の神社なのでちゃんとした?サバ神社のご紹介はここが最後になります。
サバ神社ながら「サバ」の名前はありませんが、ここの御祭神はサバ神社同様「源義朝」でサバ神社の一つに数えられます。
新編相模風土記稿に「飯田明神社、鯖明神とも唱ふ、村の鎮守なり、稲荷、山王を合祀す、村持。」と記されているよう。
飯田五郎義家がお祀りしたと伝わっているようなので飯田神社という名前になったと思われます。
創建:1239年以前 御祭神:源義朝 ( みなもとのよしとも ) 宇迦之御魂大神 ( うかのみたまのおおかみ ) 大山咋大神 ( おおやまくいのおおかみ ) 住所:神奈川県横浜市泉区上飯田町2517 ※基本的情報は神社庁を参考 https://www.kanagawa-jinja.or.jp/search_dtl.php4?jid=344&cd=1203028&scd=&npg=0 |
由緒
サバ神社で貴重な由緒書きです!
境内から縄文時代の土器が出てきたというので信仰の場所としての始まりはその時代から始まっていたのかもしれないと思うと壮大な歴史となります。
妄想はどこまでもw
しかしそうなると源義朝をすっ飛ばして、とてつもなく長い神奈川、日本の歴史の生き字引となります!!
こちらは神社庁の由緒に近いですね。
先ほどの方が一般的な言葉で書かれていました。
創建不詳のサバ神社もありますが、神社庁の書き込みでは1239年には創建されていたとされているので、サバ神社ではもっとも古い可能性があります!
参拝レポート!
こちらは消防団の倉庫があったり、隣が公園だったりと地域密着型サバ神社。
サバ神社は孤立していて独特な空気のところが多いので、言い方が正しいかはわかりませんが、「いわゆる神社」の雰囲気です。
イチョウで埋め尽くされた公園はとても美しい光景でした♪
超シンプル手水舎
簡素に見えますが、ありがたいことに水が出ますのでお清めできます!
サバ神社は水が出ない手水舎が多いので。。
サバ神社名物たち!
サバ神社で鐘楼(しょうろう)は本当におなじみですね。
神仏混合時代の名残と思われます。
そしてほとんど戦争で昔のものは没収され氏子様たちが戦後に再建させています!!
神社庁に記述はありませんでしたが、昭和46年と記されているのでこちらも同じ流れだと思われます。
こちらもおなじみの神楽殿(かぐらでん)。
いつも社殿より立派なことが多いのですが、こちらはそんなに大きくなかったです。
そしてさらにあるあるなのが、「社務所があるのに人がいない。。」
この写真の右手はおそらく社務所なんですがねー。
いつか御朱印もらってみせます!w
化粧が印象的な狛犬
特に手の化粧が印象的ですね。
爪というより関節?に塗られています。
毛がクルクルのデザインで統一されていて、顔はとても凛々しい。
石工さんか奉納者かわかりませんが、遠藤家の名が刻まれています。
珍しい設計の拝殿
拝殿前に参道が舗装されていないのは珍しいですね!
神様が通る道と我々が通る道に区別が無いという「庶民派神様」
といった解釈ですかね?
サバ神社には珍しい癒しパワーの神社でした♪
拝殿の獅子が可愛すぎます♪
龍も寝てる!?
目を大きくしてるだけですかね?
寝てるように見えます。
総括
藤沢の「佐婆神社」に続く神社らしい作りのサバ神社でした。
しかし拝殿前に参道が無かったり、獅子が異常に可愛かったりと随所にサバ神社らしい個性が見えました。
創建の古さからするとサバ神社の起源に関係ありそうな気がしてなりません。
社務所に人がいるときに伺わねば。。