【 山に姿を変えた江ノ島の伝説の龍が祀られている龍口明神社の跡地を参拝!】
江の島の伝説として語り継がれている五つの頭を持っていたという五頭龍(ごずりゅう)。
そんな龍が山に姿を変え、そこに建てた神社が龍口明神社(りゅうこうみょうじんじゃ)さん。
現在は鎌倉に場所を変えているのですが、元々あった江ノ島電鉄の江ノ島駅の近くにはまだ社殿が残っています。
悠久の歴史を感じられる「龍口明神社跡地」に参拝に行きましたのでご紹介いたします!
江ノ島 龍の伝説
詳しくは江島神社さんのホームページに記載されていて文章も私より正しいのでリンクしますw(江島神社さんのサイトから龍口明神社さんのリンクも貼られています)
「マンガで見る江島縁起」という私でも簡単にわかるモノも用意されている気の利きようのサイトです。
簡単にまとめますと、
「悪さばかりをしていた龍が弁財天の美しさに一目惚れし、結婚を申し込むが悪さばかりをするモノとは結婚出来ないと断られる。
今までの悪事を改心して人々のために働くようになった龍を認め結婚し、亡くなる前には山に姿を変え、人々をこれからも見守っている。」
というお話です。
この山は龍口山というそうですが、現在、その地名は残っていないので謎です。
参拝レポート!
鳥居の向こうの山が龍口山でしょうか?
江の島電鉄、いわゆる江ノ電の江ノ島駅より徒歩5分ほどで龍口明神社の跡地に着きます。
「龍口明神社」と検索すると、西鎌倉の現在の龍口明神社が出てきてしまいますので要注意。
「龍口寺」さんの横にポツンとありますので、場所の検索は龍口寺さんで。
もしくは「龍口明神社 元宮」
でもマップ検索できます。
鳥居をくぐると異空間が広がります。
斜めに傾いた階段も空間を演出していて良い感じ。
でも登るのは注意してください。
跡地ですので中に入る事は出来ません。
宮司さんなど誰もいないのでイタズラなどの防止のためでしょう。
今も説明書きが残されていました。
御祭神の玉依姫(たまよりひめ)は海神族のいわゆる乙姫(おとひめ)と言われる方で、龍を束ねていると言われています。
創建は藤沢市内最古の552年。
この地が龍の口にあたる!
と書かれていますので、やはり龍が山に変わったというこの場所が伝説の地、龍口山ということになりそうです。
ご丁寧に現在の龍口明神社さんの案内も書かれています。
狛犬が今も甲斐甲斐しく神社を守っていました♪
龍神のような御神木!!
ホントに不思議ですが、龍が祀られている神社はなぜか御神木が不思議に龍というか、生き物のように成長をしています。
神社のパワーが御神木に集まっているようです。
こちらは同じ神奈川県内の「海南神社」さんの龍神社ですが、不思議に龍というか生き物のように成長しています。

御神木には神様が宿るなんて言われますが、それを信じさせるような場面に会える貴重な場所です。
周辺にはレトロな街並みが広がり観光も楽しめそうです♪
総括
神社は龍口寺さんの横にポツンと立つ感じで小さいですが、江の島の歴史を感じる事ができる貴重な遺産。
今も残されていることに感謝。
江島神社さんと合わせて参拝されるとさらにご利益アップしそうですね。
電車で行かれる方は行きやすいと思います。
私も次は現在の龍口明神社さんにも参拝に行こうと思っています♪