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[ 創建1572年 神奈川県横浜市戸塚区の八坂神社 ]
神奈川県で2番目の集客がある戸塚祭り!
数年前にこの戸塚に引っ越して来てからずっと気になっていたお祭り。
遠目には眺めていて、今どき出店が出るお祭りにしてはすごい人だなぁと思っていた。
それもそのはず、神奈川県で2番目の集客だという。(1番を調べたが出てこないwおそらく平塚七夕祭り?)
戸塚八坂神社は、戸塚郷の庄司内田兵庫源政親が1572年に創建した神社。
その後1688年に内田佐衛門尉源政利が再興し、明治初年に社号を「八坂社」と改め、1932年9月19日に「八坂神社」とまた改称しました。
祭典は7月7日〜14日で、「お札まき」は7月14日に無病息災を祈願して行われる。
お札まきは「横浜市指定無形民俗文化財」に指定されています。
お札まきとは?
お札まきは、七月十四日の八坂神社の夏祭りに行う行事で、同社の元禄再興とともに始まったと伝えられています。
この行事は江戸時代中期、江戸や大坂で盛んに行われていましたが、やがて消滅し、現在は東海道の戸塚宿にだけ伝え残されています。
男子十数人が姉さんかぶりに襷がけの女装をして裾をからげ、渋うちわを持ち、うち音頭取り一人はボテカズラをかぶります。
音頭取りの風流歌に合わせて踊り手が唱和しながら輪になって右回りに踊ります。
踊り終わると音頭取りが左手に持った「正一位八坂神社御守護」と刷られた五色の神札を渋うちわで撒き散らします。
人々は争ってこれを拾って帰り、家の戸口や神棚に貼ります。神社境内で踊り終わると、町内各所で踊り、神社に戻ります。
風流歌の歌詞に「ありがたいお札、さずかったものは、病をよける、コロリも逃げる」という文句があることから、祇園祭と同様な御霊信仰に基づく厄霊除けの行事であることがわかります。
神札を路上に撒き散らして人々に拾わせる御符配りは、現在では極めて珍しく、民間信仰資料として貴重です。
(八坂神社内パンフレットより)
* 基本情報 *お札まきご利益無病息災、厄除け 御祭神須佐之男命(すさのおのみこと) 櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと) 住所神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4189 祭り開催日 毎年7月14日駐車場無し御朱印無し |
まずは昼の参拝とお祭りレポート!
旧東海道の大通り沿いに鎮座する八坂神社。
歴史もそこそこ古く、地元の方々(氏子)に愛されて来た。
昼の縁日は13時からスタート。
浮世絵風マンホールがオシャレ
東海道らしいデザインになっています。
神社と祭り案内の看板
お天王様と呼ばれ親しまれている。
お札まき自体はこの7月14日の八坂神社でのお祭りのみになってしまった。
元々は関西での風習だったそう。
今は横浜市の無形民俗文化財として大切に受け継がれている。
小さいながら厳かな雰囲気を醸し出す。
この日はお祭りの日だったので、昼間でも参拝者が大勢訪れていた。
苔むして堂々と狛犬が構えていた。
根っこに持ち上げられ若干斜めっている!
そのうち転がってしまうかもw
全国唯一の寝っ転がる狛犬になるかw
昼に参拝すればあらかじめお札がもらえる!!
夜に神社境内で節分の豆まきのようにお札をばらまくのですが、昼に参拝にくればこのように平和にゲットできます。
平和主義者の方はこちらの戦略の方向で行きましょう!w
頂いたお札は玄関や神棚に貼って家内安全、厄払い、無病息災を願います。
お祭り出店のレポート!
出店区間は限られています。
が、その中に人が密集します。
当然通行止め。
コンビニでトイレだけ借りるのはマナー違反なのでやめましょう!
ということでしっかり外トイレ完備。
こういうゴタゴタのせいで、2016年の戸塚祭りは中止に追い込まれた。
小学生の消防体験コーナー。
こういう経験も大切ですね。
縁日会場は一方通行!!
戻るにはまた一周しますので、よーく見てゆっくり楽しみましょう!!
ぎゃー!!すごい人です。
面白い出店も多数あり、人が多いところには人気の出店もあるので楽しめました。
続いて夜の部
夜は私仕事があったもので、ここからは妻の撮影した携帯画像で送ります。
夜というより夕方ですが、参拝者大勢。
17時くらいから始まります。
お札まき始まります!
女装した変態おじさんたちが踊りますw
見えますでしょうか?
あんな小さいお札を奪い合います。
平和主義者の私には無理ですね。
神社境内以外でも数カ所で行われます。
総括
伝統を守り今でもこのように盛り上がっているお祭りは素晴らしい。
普段からの参拝、そしてお祭りの参加者が絶えないことを祈るばかりである。
地元となった戸塚のお祭りに参加でき、今後も八坂神社含め、近所の神社も紹介していきたい。
合掌